樋口 宗孝氏 逝く
樋口 宗孝さん(ひぐち・むねたか=ロックバンド「ラウドネス」のドラマー、音楽プロデューサー)30日午前10時44分、肝細胞がんのため大阪市の病院で死去、49歳。-引用
ひぐっつぁんこと、ラウドネスの名ドラマー樋口 宗孝氏が他界された。
正直ラウドネス世代では無いのであるが、名曲は無論、洋ドラム叩きの小生としては、カバーさせて頂いた事は真に誉であります。クレイジードクターが上手く叩けなかった自分の幼少時代が今浮かんできます。
あの独特のワンバスドラムはやはり他を凌駕していた事は間違いないでしょうし、好き嫌いは分かれるやもしれませんが、美味いラーメン屋は何処だみないな・・・もんと同じだべ。
ともかく惜しい方が逝かれました。
偉大なバンド、ラウドネスの歴史は余りに輝かしいので、一応述べよう。
最近の米国の有名雑誌特集にて「ロックバンド国際部門トップ100」というのが発表されており、日本で唯一ラウドネスがランクインしている事も凄い事。
ビルボード全米ヒットチャート(フルレンスアルバム)としては、初登場64位(1986年)という記録を打ち立て、日本人バンドはおろか日本人アーティスト全体で持ってしても、ラウドネスだけの金字塔であり20年以上経った今も他の日本人には破られていない。
更にロックの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンのステージに立った初めての日本人アーティストもラウドネスという本当に凄いバンドであったのであります。鳥肌中将もびつくりです。
無論80年代のジャパメタの牽引であるし、全盛期を知らない小生としても、改めてラウドネスの偉大さと、その屋台骨であった名ドラマーの訃報を聞きただ残念でなりませんが、心からご冥福をお祈り致します。
スペシャー~
LOUDNESS ~ in Europe1984 / CRAZY DOCTOR