旅とは
旅行とは?→広義では人が徒歩もしくは何かしらの交通手段を用いて、空間的、物理的に移動することである。単に旅(たび)ともいう。
サッカーの中田英寿氏は「人生とは旅であり、旅とは人生である」という名言を残しておられる。
旅へ行く前の準備の面倒くささや、衛生面等を含め漠然と不安になったり、とにかく事前段階で
の怖さから旅が始まるであろう誰もが。
そしてそこに行ってみると、それらに魅了されてしまう。
それが景色だったり、人間だったり、遺跡だったり等。
小生24歳の頃に初めてバックパックを背負った時は、不安よりも好奇心が全開であった。
スノーボードをしに山にあしげく通っていたから、それがただ海外になっただけだったような。
猿岩石の「ユーラシア大陸横断」が入口で「深夜特急」のTV版を見て、ますます興味を持ち、
気づいたら帝都東京に降り立ち、JTBのツアーでタイの喧騒にびつくりし、遂に海外への戦端が
開いたのであります。
当時は1ヶ月でタイからトルコへ行けると本気で意気込んでいたのであるから、相当なアフォであったのであります。まあ実際に飛行機ですぐ行けるが、目指すは陸路制覇なので、んな行けるはずも辿り付く訳もない。
実際はタイはバンコクについて、自力なのか他力なのか訳もわからず、喧騒に紛れ、気づいたら辺鄙な島に辿りつき、何も考えず毎日海を眺めていて、飽きたら移動。
お金も手持ちで20万位しか持っていなかったが、約3ヶ月間東南アジアを周遊して帰ってきた。
浮遊していた感覚が微かに今記憶に残るだけとなってしまったが、英語もロクに出来ないし、ましてや現地語もチンプンカンプンでボラれて怒ったり、ボラれた事にも気づかなかったりしたが
たまに現地人に助けてもらったり、日本に居たら接点がなかった日本人にも沢山出会えたし、
外人も含めて本当に一期一会だったなあと思ふ。
バンコクというかアジアンのあのドリアンみたいなドクドクな匂い?
南のビーチでアジアの雑踏で沈没した日々が妙にやはり懐かしいのであります。
タイのイケメンジゴロに貢いでいた日本人女子は今はどこにいるのだろう。
見かける度に墨が増えていく外人の女は、生きてるのだろうか。
バンコクの屋台の看板娘はまだ屋台やってるのかな。
一緒にトラックに乗った、イングランドの姉ちゃんは元気だべか?
ベトナム各地で毎回偶然会っては飲んだりしたドレッドマンは何処へ。
ホイアンであった75歳位の独り者の日本人の爺さんはまだ生きてるのか。
シュムリアップのどっかのアンコール遺跡でひたすらついてきた物乞いの子供達は今。
何か段々思い出してきたな。
旅とは。。。。。その場に行ってみないと何もわからない、行っても何も変わらない。でも何かが変わる気がする。
さあどうするか考えるとしよう。