F1日本グランプリ in 富士スピードウェイ 後編
【悪夢の2日目】
2日目以降は生憎の雨、そして何よりも富士の霧、濃霧であります。気温も下がっております。以前鈴鹿でも雨に祟られましたが決勝は快晴!今回は初日がまあまあ快晴も有りのそれのみで、予選は悪条件でのスタート。まだ余力があるものの体は相当冷え切りに。
予選観戦後は小雨になり、イベント会場をある程度見て回る。グッズが飛ぶように売れていたように見える。琢磨グッズ等小規模に購入し、17時に近くになってしまったので、バス乗り場へと急ぐ事に。須走A行き23番バス乗り場へ直行と行きたい所だが、既に長蛇の列が・・・・。
富士の今回のバス乗り場は東西に大きくそれぞれ1箇所あり、ツアーバスは別所にある。
自分は西エリアのバス停であったが、並んだのが遅かったのか?ウンザリな人の列である。本宮ひろ志の赤龍王等で良く描写されている、果てしなく続く軍勢のような列である。しかしよく見ると自分の乗る23番バスだけが混んでいるのであった!!!他の十数あるバス、例えば北富士行きだの何だのは、人が少ないのだ!!チケット見せて、そのままに乗って、GO!バスも大型のやつが来ていて、おかけに満席はおろか3人とか乗せたのみで発車オーライ!!おいおい我、こちとら100m進むに1時間以上かかってるんよ我ッ!!
既にその状況に痺れを切らしたおっさん等が、現場本部テントがある所で「オラオラオラオアラ
オララオラオラ、ウィリリリリ」と怒号、罵声を浴びせ厳戒ムードへ。現地係部隊も、状況になすすべがなくただただ「無駄無駄無駄」と連発。
待ち続ける自身は既に3時間以上立ちんぼである。霊峰富士の荒行というバス待ちの修行を
終えたのは並んでから実に4時間半!!やっとの事でバスに乗せてもらい、出発した駐車場へ着いた時にはもう22時をとっくに過ぎていた!!
これが元々懸念されていた富士におけるバスのピストン輸送の無謀説だったのか。。。
バターン死の行進かと錯覚してしまう程であった。館内放送みたいのは何度か流れたが、何だか逆サイドの東のバス停留所付近で道路が陥没してしまい、バスがこなくなった!?だか、なんたら・・・・。こっちは西エリアだからまだ状況が良かった方なのか?
メディアで流された観客2万人足止めみたいなニュースもあったが、どう考えても4万人強は東西で取り残されたと思う。
須走A行きのこの須走A駐車場は会場から車で35分(所要)と比較的、バスに乗ってしまえばアクセスは良好な方であったが、それでも渋滞等も併発しており1時間近くは移動にかかっていた。山中湖方面等遠距離は更に時間がかかり、電車に乗り遅れたり、宿泊先に帰っても深夜に
なっており、夕食も取れなかったりと、書き込みも・・・。皆々悲喜交々な散々たる結果に。
【またまた悪夢の3日目】
気を取り直しというか決勝も強雨、レースは大荒れ、観客もズブ濡れ。昨日のバスの混雑を回避しようとレースもそっちのけで、撤退者が続出。私も残り周回10周程で撤退を開始、観覧のN席は西バス乗り場に程近いのでアドバンテージを行かせるかと思いきや、既に長蛇の列!!
今度は昨日、全然乗客居ないべや!バスこっちへよこせや我!の北富士行きの30番やらその他も軒並み混雑状態、並んで1時間後、既にバス乗り場は収拾不可能、係員も人並みに呑まれ活動不能、即発な大混乱の状態の中、残冬本隊の意地のみで次から次と押し寄せる伏兵を駆逐し、何とか23番バスに乗車。
既に並んでから3時間・・・。昨日よりはマシだったかとヤッターと叫び、その叫びと共に泥バスは何とか発進!!
何とか他よりも早く並んだ事が結果的に功を奏したが、やはり5時間強並んだり、一向にやってこない救急車を待つ者が居たりと一番人手の多い最終日も大混乱にて崩壊したようである。
開催初年度なのでしょうがない側面はあるかも・・・・。そんな理屈は一切通じないのではないだろうか。今回現場に行かれた方の殆どはもう富士スピードウェイだけには行かないと思われる。
それだけの惨状であった。
最後にレース内容が記憶に殆どない事に気がついた。
富士スピードウェイにはもう行かない。パトロンであり、明らかに観客軽視のメディア業界の大口スポンサー様のト○タ車も買わないワラ!!絶対乗らない!!
HEROではなくHEROESを応援します。