中国電力・上関原発反対運動を考える。

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原発に対する安全性や環境保護問題等、明らかに原発建設計画自体は逆風である。1982年から実に23年に及ぶ地元の抵抗活動が実を結びつつあると思われる。
ニュースで本日頻繁に流されていたが、漁船でボーリング調査台船の進行をふさぎ、結果電力側の作業員の追っ払いに成功した様子は圧巻であった。

都会の人間が無駄に使う電気の屋台骨として地方の田舎の村や町が選定される原発。私の故郷の海を挟んだ同地域の村も原発が稼動している。
私が生まれる1970年後半を境に激しく反対運動があったが、結果町村は建設是に折れた。当時としては原発開発=地域財源活性の絶対的定説が常識であり、しがない町村なんぞは結局目先の利益に飛びつく事こそ生成の唯一の道であったし、個人的にはそれを否定しない。

我が故郷は漁業で発展した港町でありニシンの豊漁でとても栄えたと時代があった。しかし結局は乱獲により漁業は衰退、町は勢いを失っていった。その栄光の時期を経て幼少時、窓から見える遠くに建設中の原発を見て私は育った。

町の漁業は細々ながら辛うじて営んでいる方が居るが数える程であり、大きな船もそして綺麗な海ももう今はない。残ったのは重油とゴミで荒んだ海だけだ。今も地元の人々は放射能という見えない恐怖を背に、原発を財源として生計を立てている。

「漁場に悪影響を与える」として上関原発反対運動を23年も活動を続けれた背景にはチェルノブイリや東海村の臨海事故があり、環境保護や原発自体へのイメージの悪さ等、時代背景が明らかに変わった事も追風であろう。

しかしながら忘れてはいけないは、日本の基幹エネルギーの1/3を担うのは原発であり、今後主流になるやもしれない風力発電も太陽光発電も大規模に導入して安定した電力供給を得ようとすると、バックアップする電力が必要なのが現状であり、また広大な土地が必要である。出来ることはただ一つ。1億総節約である。

※こうなってくると限られた資源。東シナ海のガス油田開発問題はより最重要課題である。

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