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親不知 抜歯

8年前にタイを旅中、親不知が痛くなった。良く分からない内に痛みがなくなり、そのままほっといたら翌年また激痛にて、近くの歯医者へ急行。しかし、当時の近所の歯医者がこれはこれは酷い藪医者。

ただでさえ歯医者恐怖症であるのに、この藪のせいで、1時間近くの格闘の末、歯が途中で折れてしまって合掌。藪は申し訳ないが口腔外科に行ってくらふぁいと、更に小生をヒロポンで覚醒させ診療室から失踪してしまった。

それ以来親不知には恐怖と憤りとでまったく触れないで今日まで過ごしてきた。
まあ痛くならなくなったから結果良かったと解釈したのだが・・・。

その後も他の歯医者に行っても、「歯科大への紹介状を書くので」とか「当院では出来ません」とか頼りの無い輩ばかりだし、実際に歯科大の口腔外科に行った人達からは、メスで切開したらハンパなく痛いとか、痛み止めも気休めだとかと散々聞かされ、メダパニに会いもう痛くないから関係ないわと6年放置してしまった。

余程の機会があれば、切開して抜くだろうと。。。。

そして遂に3月5日の未明、海外視察のCIAからの密命にての図上演習にて親不知損耗は必須。途上国の練度では、致命傷たるに如何やと、悲痛なる無電が届き、万が一を鑑みて遂に古傷切除攻撃の大号令を発したのであります。

「ニイタカヤマノボレ一二〇八」の暗号を受け、翌日3月6日未明に大本営元医大辣腕口腔外科軍医による執刀が開戦。

激戦を究極を極め、夥しい決死隊の鮮血が流れたが、執刀医は一切怯まずメス攻撃を敢行。と思ったら激戦は何と5分で決着!

遂に6年の沈黙を破り親不知は無事駆逐されたのであった。

先生が名医に近い練度だったので、本当に助かりました。麻酔もGJで全然痛くなかった。

良かった。

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